自立活動とは
文部科学省(平成30年)『特別支援学校学習指導要領解説 自立活動編』によると、「自立活動」とは、「個々の幼児児童生徒が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技能、態度及び習慣を養い、もって心身の調和的発達の基盤を培う」ことを目標として、特別支援学校の教育課程において特別に設けられた指導領域です。
また、以下の表のように、自立活動の内容は、6区分27項目に分類・整理されており、各教科等のようにそのすべてを取り扱うものではなく、個々の幼児児童生徒の実態に応じて、必要な項目を選定し、それらを相互に関連付けて設定されるものであるとされています。
自立活動の指導は学校の教育活動全体を通じて行うので、各教科等の取組と相互に関係しています。
本校自立活動部の取組
校務分掌『自立活動部』では、自立活動の理解を深め、指導の充実をはかるため、各種研修や情報発信、備品の管理、教材作りの会、教材シートや発表会を通した共有等を行っています。また、必要なこどもには、学校理学療法士による抽出自立活動を行っています。希望があれば、学校理学療法士による相談支援活動も行っています。
自立活動室
自立活動室教材(ここで紹介している物は、一部です。)
サイトグロウ
ライトニングプラネット
バルブユニット
キャリーロコマルチ
その他の教材については下のリンクをクリックし開いてく
タイムタイマー
タイムタイマーは時間を可視化する支援として、有効なツールです。本校では、全教室にタイムタイマーがある環境にしています。
各種研修
令和5年度は、『わくわくスヌーズレン!』と題して、スヌーズレン空間における学習について、本校教諭を講師に研修を行いました。こどもたちの感覚面に関する指導の工夫や、感覚を活用した学習支援の展開に役立つヒントが得られました。
ICT活用に関する研修や摂食研修については、外部専門家の協力を得ながら行っています。
研修報告については下のリンクをクリックしてください。
教材作ろう会
夏季休業中に、普段は作るのがちょっと大変な教材を希望者で集まって作っています。使い方講座や関連教材の展示も行っています。
教材シート、発表会
年1回、自立活動に関する教材を校内で募集し、教材シートにまとめ、実物と合わせて展示しています。地域の小・中学校の先生方にもご紹介しています。